電話番号099-275-5894

周産母子センター(新生児部門)の紹介 

 鹿児島県内の周産母子センターは鹿児島市立病院を中心として、今給黎総合病院、鹿児島大学病院の3施設で連携を図っております。当院は主に先天性心疾患、小児外科疾患の患者さん、早産児(在胎34週以降)、低出生体重児(出生体重1,500g以上)の患者さんの治療を行っています。34週未満の早産、1,500g未満の低出生体重児、重症新生児仮死などの症例は鹿児島市立病院新生児内科と、当院で出生した早産、低出生体重児のGrowing careは今給黎総合病院新生児内科と連携をとりながら、診療にあたっています。

 2017年のNICU入院患者数は159例、そのうち先天性心疾患患者数52例(新生児期の手術数:18例)、小児外科疾患患者数18例(新生児期手術数:13例)、早産、低出生体重児89例でした。

 また近年は、周産母子部産科部門での胎児超音波検査の診断率の向上により、先天性心疾患、外科疾患の患者さんが胎児期に診断されることが多くなりました。当院の周産母子センターでは、胎児期から小児科、産婦人科、小児外科と毎週カンファレンスを行い、安全に周産期管理ができるよう、また御家族のサポートができるように環境作りを進めています。先天性心疾患、小児外科疾患が疑われる患者さんや集中治療、専門的医療が必要な患者さんの御相談は24時間受け付けていますので、御連絡ください。

 また大学病院では学生・研修登録医の受け入れなど教育機関として、教育・研修を行っています。患者さん、ご家族の皆様には、ご理解のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

スタッフ(新生児部門)

周産母子センターセンター長(小児診療センター教授)  河野 嘉文

周産母子センター講師    (責任者)        上野健太郎

周産母子センター医師                 馬場 悠生

周産母子センター医師                 塩川 直宏

周産母子センター医師                                                長濱 潤

 

臨床業務内容

● 新生児の呼吸・循環管理による集中治療

● 重症黄疸児の交換輸血療法

● 新生児循環器

  ・ 重症先天性心疾患の周術期管理

  ・ 一酸化窒素吸入療法(NO吸入療法)

  ・ 低酸素濃度ガス吸入療法(N2吸入療法)

● 重症呼吸不全新生児に対する高頻度振動換気(HFO)による呼吸管理

● 補助循環(膜型人工肺)、持続血液濾過透析法を用いた管理

● 小児外科疾患の周術期管理

● 重症新生児外科疾患の栄養管理

 毎週水曜日に周産期カンファレンス、木曜日に胎児カンファレンスを行い、患者さんの問題点、家族背景、出生後の治療、遺伝相談の必要性の有無など情報共有を行っています。 また、鹿児島市内の周産期医療機関での連携をはかる目的で、月に2回鹿児島市立病院で連携カンファレンスを行っています。

 

研究

 周術期管理(周術期急性腎障害(AKI))の発症、予防に関する研究

 一酸化窒素吸入療法に関する研究

 周術期プレセデックス指摘投与、離脱症状の予防に関する研究

 新生児肺高血圧症における血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の関与、miRNAの関与

 先天性心疾患における small for gestational age (SGA)と appropriate for gestational age (AGA)の予後に関する研究

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