臨床研究管理センター

センター長挨拶

  臨床研究は、医療を発展させ国民の生命・健康を守っていくうえでかかせないものであり、医療に携わる者すべてが負う重要な責務のひとつです。近年、医学・医療はより高度にかつ複雑になりつつありますが、それに伴い臨床研究も大規模化、緻密化、長期化しつつあり、また研究結果の評価も厳しくなりつつあります。一方で、臨床研究に伴う対象者のリスクの回避、個人情報の保護は最重要な課題です。特に最近わが国においておこなわれた臨床研究で生じた様々な問題などにより、臨床研究に対する国民の関心が高まりを見せるとともに、それに携わる研究者の社会的責任はよりいっそう大きなものとなってきています。

  臨床研究管理センターは、このような社会的、歴史的な背景の中で鹿児島大学病院でおこなわれるすべての臨床研究ならびに薬物治験が、研究対象者の権利と安全を守りながらおこなわれ、医学的および社会的に意義のあるものになるよう支援していきたいと考えています。

  また、これまでの臨床研究は、「臨床研究に関する倫理指針」および「疫学研究に関する倫理指針」に則っておこなわれてきましたが、近年の医療・医学の高度化、産学連携の進展に伴う研究の多様化に対応しきれなくなったため、2014年末には両指針を統合した「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の公表が予定されており、今後は新指針の十分な理解と遵守が求められます。

鹿児島大学病院職員ならびに臨床研究に関わる皆様の御理解と御協力を御願いします。


センター長  井戸 章雄

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