病院紹介

病院長挨拶

坂本 泰二

病院長 坂本 泰二

 令和2年4月現在、新型コロナウイルス感染症により、社会が大きな不安に包まれております。感染症から人々を守るのは、鹿児島大学病院の大きな使命です。そのことを自覚して、職員一同全力を挙げて取り組んでおります。

患者さん本位の安心、安全、高度な医療

鹿児島大学病院は、明治2年に設立された島津藩医学校を前身としています。昭和18年に鹿児島医学専門学校が開設され、鹿児島大学病院の歴史が始まりました。患者さんが安心して医療を受けられるには、鹿児島大学病院が信頼される必要があります。そのため、全てに優先して安全を第一に考えており、その前提で高度な医療を提供できるよう日々努めております。先人たちが築いた医療をさらに発展させ、信頼できる医療を提供することが私たちの責務です。

地域医療および先進的医療

鹿児島大学病院は、県内唯一の大学病院です。鹿児島県は離島やへき地を多く抱えており、それらの地域への医療支援を行い、地域医療を守る役割を果たしています。さらに、へき地・離島医療モデルを作り、将来はアジアなど世界に発信できる医療体系の構築を目指します。あらゆる地域の人々が最高の医療を受けられるように、ハイブリッド手術室や手術支援ロボットの設置、テレメディシンなどの導入を通じて、高度かつ先進的医療の実践に貢献しています。

教育・研修の充実

鹿児島大学病院は、現在の医療人のみならず未来の医療人を育成する責務を負っています。学生の時から、地域医療などの実践を経験させるだけではなく、卒業後あるいは生涯に渡る研修や教育を行うために、各地域から各職種の研修を受け入れています。

21世紀に輝くヒューマントータルケア病院へ向けて

上記のように、鹿児島大学病院は、今後も鹿児島県の医療の中核を担う責任があります。そのためには新しい設備が不可欠であり、現在病院の再開発を行っています。平成17年度に病院再開発計画が着手され、新中央診療棟、新病棟(C棟、B棟)は既に完成しております。C棟の屋上にはヘリポートが整備され、先進的構造を持っています。現在は令和5年度の完成へ向けて、外来診療棟の建設が進行しているところです。工事による騒音や各部署への移動などご不便をおかけしているかと思いますが、職員一同誠意をもって対応いたします。また、患者さんの病床や食堂から眺望できる錦江湾にそびえる桜島は、患者さんの心の癒しと生への源になっています。特に、外来診療棟の整備が中心になる今年度からは、外来受診の方々にご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、鹿児島県の21世紀の医療を充実させるためには避けては通れませんので、ご理解をお願いいたします。

鹿児島大学病院は、地域医療を行うとともに患者さん本位の最適な治療を目指します。そのために職員全体が、「心豊かな医療人による安心・安全・高度な医療を目指す。」という理念のもとに、一致団結して医療に取り組んでまいります。皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

病院長 坂本 泰二