診療科案内(医科診療科)

乳腺・甲状腺外科

乳腺・甲状腺外科の紹介

生活の欧米化を背景に、乳癌はとくに閉経後の患者さんで年々増加しています。一方、自己触診や検診で早期に発見でき、乳房を温存し、センチネルリンパ節生検で腋窩リンパ節も取らずに済む手術が可能です。

医師紹介

  氏名 職名 専門分野
外来医長 中条 哲浩 講師 甲状腺外科
外来・病棟医 南 幸次 医員 甲状腺外科
外来・病棟医 新田 吉陽 助教 乳腺外科(乳腺専門医)

診療曜日・時間表

※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。

初診診療曜日 乳腺外科  月・水
甲状腺外科 月・金
初診の方は、紹介医により医務課外来予約担当(電話099-275-5168、FAX099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。
なお、予約(紹介状)のない場合でも、受付を行います。
再診診療曜日 乳腺外科  月・水
甲状腺外科 月・金 
受付時間 8:30~11:00
予約の方は、予約10分前には診療部門科受付へおいでください。
診療時間 8:30~17:00
休診日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)
※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。

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実績

乳腺専門医の3名は皆マンモグラフィ読影認定医でもあり、診断⇒手術⇒補助療法⇒経過観察を主治医として一貫して担当します。乳癌に対する手術・化学・内分泌療法は年々進歩し、これらの組合わせで治り易い癌です。

重要なことは、年齢・腫瘍の大きさや細胞の悪性度・リンパ管侵襲やリンパ節転移状況・ホルモン感受性の有無などのいわゆる治療効果予測因子を患者さんごとに正確に把握し、これらの結果に基づいたオーダーメイドの治療を選択することです。

診療科で扱った主な手術や処置の件数 平成24年度

乳癌根治切除術 65件
乳腺良性腫瘍摘出術 29件
二期的乳房再建術 1件
甲状腺癌根治切除術 45件
甲状腺良性腫瘍摘出術 33件
副甲状腺腫瘍摘出術 14件

乳癌の手術では根治性と術後の整容性のバランスが重要です。

当科では、乳房温存術の際には、整容性(術後の左右対称性)を高める術式を研究してきました。乳癌とともに周囲組織を切除した場合(乳房部分切除、乳房温存術)、欠損部分を周囲の組織で修復するのには限界があります。そこで、当科ではそれほど乳房の大きくない方に対しては、乳房内の欠損部分を乳房外の組織(腋窩、肋骨部分、側腹部、下腹部など)から形成外科的手技を用いて修復補填する治療を導入しています。一方、乳房の大きな方に対しては、病変部分とともに余剰な組織を切除するオンコプラスティックサージェリーを実施しています。欠損部分を修復する際に、新たな乳房の形を形成し乳頭の位置を整えます。場合によっては対側乳房のサイズと形を合わせることもあり(研究目的、保健・自由診療外、担当医にお尋ねください)、結果として術前より下垂の少ない、また左右差のない新しい乳房を得ることができます。また、乳房切除を行った場合には、一次再建、二次再建による乳房再建を行っています。

場所

3階フロア 乳腺・甲状腺外科

※正面玄関は午前6時から午後6時まで(土・日・祝祭日は除く)

よくある質問

  セカンドオピニオンを受けたいのですが?

医務課地域医療連携係(099-275-5984)に問い合せて下さい。自費負担(意見書の作成費を含めて1時間16,200円)でのセカンドオピニオンを毎週火曜日に実施しています。その際は主治医からの紹介状と相談に必要な検査データが必要です。診療(診察・治療)を希望される場合は、問い合わせの段階で申出て下さい。健康保険の初診扱いで対応致します。

  女性の先生に診てもらい、写真も女性の技師さんにお願いしたいのですが?

月曜日は女性の乳腺専門医が外来を担当しています。月曜日以外でも受付にて申出て頂くと可能な限り対応しています。マンモグラフィ撮影も女性の放射線技師が常勤していますので、ご希望があれば受付で申出て下さい。

  陥没乳頭形成や乳房再建にかかる費用はどのくらいですか?

陥没乳頭に対する乳頭形成術や一期的あるいは乳房切除後の二期的乳房再建術についても保険診療が認められています。とくに、乳房切除後の乳房再建術は平成18年4月の改正で新設され、切除と同時に行う一期的乳房再建術が42,710点、間隔を置いて行う二期的乳房再建術が53,560点となっています。

  乳頭がただれてきたのですが、何科で診てもらえばいいのですか?

早期乳癌の一種であるPaget(パジェット)病では、乳頭の糜爛(ただれ)、掻痒(かゆみ)、落屑(カサカサして剥ける)がみられます。皮膚科軟膏の塗布などで治療を逸することがないよう、乳腺専門医に診てもらうことが大切です。乳頭に限らず、しこりに代表される乳房の異常については、乳腺専門医のいる乳腺・内分泌外科の受診をお勧めします。

患者さんへ~専門医制度と連携したデータベース事業について~

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